運営施設

旭川市近文市民ふれあいセンター

同センターは平成8年に開設し、開設から平成16年3月まで旭川市社会福祉協議会が運営していました。内部は高齢者交流センターとミニ体育館のある多目的ホール、温水プールがあり、屋外にはパークゴルフ場もあります。
高齢者の平日利用が無料となる交流センターは人気が高いですが、全体としては利用者が減少傾向にあり、平成16年度の利用者は前年度を10,691人下回る140,812人にとどまっています。
平成16年10月、旭川市では指定管理者制度に移行する事になり、業者を公募しました。ニサカ・環境衛生指定管理者グループでは、料金収入の20パーセント増を見込み市の支出負担を軽減する提案をしました。
平成17年4月1日から平成19年3月31日までの旭川市近文市民ふれあいセンターの指定管理者にニサカ・環境衛生指定管理者グループが選定されました。
利用者の増加を図る方法として、交流センターのサークル活動に専任講師をつけたり、体育館での球技やプールの水泳に専任コーチを配置するなど、さまざまアイデアを提案しました。運営スタッフを若干増員し、将来的にはボランティアによる講師を募集するなど、利用者の利便性を重視しました。
ニサカでは、センターの開設当初からプールの保守点検を受注している実績もあり、直営になることでコストが削減可能となります。
契約期間は平成17年4月1日から平成19年3月31日の2年契約です。
なお、選定に当たっては、「サービスの向上、施設管理に好影響を与える提案の項目について高く評価できるほか、評価項目のほぼ全般について高い評価ができる」との講評を得ることができました。
平成14年度から平成18年度の利用者数の実績は下記の通りです。

  温水プール 多目的ホール 高齢者交流センター 合計
14年度 82,726 19,936 56,510 159,172
15年度 74,034 20,085 57,384 151,503
16年度 66,704 17,541 56,567 140,812
17年度 79,512 25,258 66,173 170,943
18年度 91,373 26,015 70,486 187,874
平成17年度の実績では、前年度比21.3%増で順調に利用者が増加しています。
平成18年3月に指定管理者制度で成功している施設の紹介でNHKの北海道クローズアップで放映されました。

旭川市近文市民ふれあいセンター

温水プール 多目的ホール 高齢者交流センター
所在地 旭川市近文町15丁目 TEL (0166) 55-3200
運営期間 平成17年4月~ 現在は第3期指定管理期間中
発注者 旭川市(担当窓口 旭川市保険福祉部介護高齢課)
当社要員数 常勤14名
主な業務 指定管理者業務 施設運営に関する業務全般

スポーツ指導・水泳プール監視・館の受け付け・清掃・機械設備等すべての業務。施設内に高齢者交流センター、多目的ホール、室内温水プール、パークゴルフ場、ゲートボール場がある。

プール内で教室開催、幼児・小学(低学年・高学年)及び中・高齢者の健康・体力づくり等の多種の教室を開催している。年間利用者数、館の使用料を20%アップで委託支出も15%減で提案し実行中


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