株式会社ニサカ
謹啓
時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より格別のお引き立てを、ありがとうございます。
先日、北海道電力(ほくでん)より北海道内においての計画停電の詳細が発表されました。プール施設の管理を担当されている職員ならびに関係者の皆様に向け、設備面での計画停電時における注意点および対処方法をご案内いたします。
尚、プールにおける設備は各施設において様々ですので、下記の対応につきましては、あくまで参考資料としてのものですので、ご了承願います。
敬白
記
計画停電は2時間程度の予定ということですが、未然の事故防止のためにも以下の対応をお願いいたします。停電復旧後には通常の作業(営業前の開始手順)で対応可能です。
※事前対応がなく、通常運転中に停電が生じた場合には別の対応が必要になりますので、その際は弊社担当へご連絡下さい。
濾過(ろ過)装置について
個々の設備機器に対応した判断が必要になります。どの様な機器が設置されているか「メーカー名」「型番」等の情報を参考に判断いただければと存じます。
■機種
1)珪藻土濾過A-1 全自動タイプ(型番PA**-***AT)
2)珪藻土濾過A-1 手動タイプ(型番PA**-***)
3)砂濾過 全自動タイプ
4)砂濾過 手動タイプ
■対応
1)操作盤(パネル)にて設定。ろ過自動で停止させる。
2)ろ過機の洗浄を行い、停止する。
3)操作盤(パネル)にて設定。ろ過自動で停止させる。
4)停止させる(停止ボタンを押す)。復旧後は水洗にして5分間待った後、ろ過に切り換える。
1)から4)共通 手動のバルブがある場合はあらかじめ原水バルブを閉めて下さい。
滅菌装置について
■機種
1)塩素注入機器
2)電解次亜発生装置
■対応
1)特に操作する必要はありませんが、停止状態が望ましいです。
2)運転スイッチ(もしくは電源スイッチ)を停止する。ブレーカーはそのままにしてください。
トイレ・シャワー等の給水設備について
特別の対応は不要です。設備別に以下の状況が想定されます。
1)直結給水
2)高架水槽
3)加圧給水ポンプ
1)水道は継続使用可能です。ただし、温水は(余熱分しか)出ませんので、冷水シャワーになると思われます。
2)水道は継続使用可能です。ただし、水槽内の容量分しか使用できませんので制限があります。温水は(余熱分しか)出ませんので、冷水シャワーになると思われます。
3)使用は出来ません。事前にバケツ等に水を準備しておく事が望ましいと思われます。
●停電時における営業の継続について
営業の継続のご判断は施設を運営されている団体で様々だとは思いますが、よく問い合わせのある事項について記載いたします。
プール水の塩素濃度について
2時間程度で急速に濃度が落ちるわけではありませんので、今回は事前に停電が分かることから、あらかじめ塩素注入機器の設定値を上げ、事前に通常の塩素濃度よりやや高めにすることで、停電期間中の塩素濃度は基準内に保たれると思います。
※停電復旧後には設定を元に戻すことをお忘れなく。
もし、基準値を下回った場合は、水(もしくはプール水)で希釈した塩素を直接プール内に入れれば対応できます。ただし、容量や取り扱いにつきましては十分に確認の上、お願いいたします。
プール水の温度について
プール水の循環は停止するので、加温は出来ません。室内温度状況にもよりますが、急速に温度が変化するわけではありませんので、遊泳には問題ありません。
給水が可能であれば、補給水で水温を下げることができます。
プール室内環境について(屋内プール)
空調設備も停止することから、室内換気は窓等からの自然換気での対応になります。ただし、屋外からの虫や埃などが入りますので、衛生面から考慮すると望ましいとは言えません。
気温が高い場合には、急激に室内温度が高くなる可能性があります。とくに管理担当者の熱中症には気をつけながら対応していただきたいと存じます。
ご不明な点や対応の詳細につきましては、ニサカ 本社(0166-22-2000)か弊社担当に直接ご連絡をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
以上